色々メモ

読んだ本のメモとか

ミステリー

『元彼の遺言状』

#1721 2021このミス大賞 正直主人公のキャラの立たせ方が苦手なタイプで、序盤キツかった。 とはいえ、さすがに大賞取るだけあって王道展開で、話の中で主人公がどうしてこうなったのかがわかって感情移入しやくすなるし、最後に成長も見られる黄金パターン…

『幻の女』

#1718 前情報も何もなく、たまたま手に取って読んだ本がとても面白かった時の喜び。 しかも、1942年に書かれた話だったとは。新訳版だからということもあるだろうけど、読んでいて全然古臭さを感じなかった。 ミステリーとしての展開も、今読んでも全く問題…

『死んだら飛べる』

#1708 飛行機で怖い目に合うアンソロジー。リチャード・マシスンの『高度二万フィートの悪魔』と、ブラッドベリの『空飛ぶ機械』だけは知っていた。 知らないキング作品(『乱気流エキスパート』)を偶然見つけたので得した気分。 死んだら飛べる (竹書房文庫)…

『図書館司書と不死の猫』

#1707 変わった構成の本。 各章それぞれ異なった形式で断片的に描かれる内容を、想像で補完しながら読む。おもしろい仕組み。 本筋とはあまり関係ないけど、主人公の飼い犬が絡むシーンのネタが良かった。 図書館司書と不死の猫 作者:リン・トラス 発売日: 2…

『伝染る恐怖』

#1704 伝染病に関係したミステリー短編集。コロナの時期にこんな本が見つかるなんて偶然だなぁと思ったら、コロナ禍で発行されていた。 伝染病という背景によって人間の行動が変わることを利用したストーリー構成が多く、どんなことでも話のネタになるな、と…

『文学少女対数学少女』

#1698数学にまつわる有名な話を、推理小説で再現する。 これだけだとわざとらしいストーリーになってしまうけど、作中作という形態をとることで多少不自然でも許せるようになっている。さらに、登場人物が数学とのつながりを説明するパートもつけることがで…

『わが母なるロージー』

#1693 悲しみのイレーヌに始まる3部作と関係する小作品。時間制限があるため文字通り分刻みで話が進む。 事件の目撃者に関するちょっとしたネタが割と好き。これだけで何か考えられそう。 終わり方が少し寂しいのはシリーズ共通。読み間違いでなければ、この…

『傷だらけのカミーユ』

#1688 3部作の最後。他も読んでおくことが必須。特に1作目との関係が強い。 前2作に比べて早い段階で読者に明らかなヒントが与えられる。これまでの本文と矛盾する内容なので、どこか本文を読み間違えたかと思った。 ヒントが早いせいか、本作のどんでん返し…

『悲しみのイレーヌ』

#1686 『 その女アレックス』があまりにも面白かったので、シリーズを。 こちらもすごい内容。前半8割を占める第一部が、第二部になると違って見える。 小説だからこそできた手法。 この手法を漫画とか動画で使ってみるのも面白いかもしれない。 惜しむらく…

『風の影』

#1683 #1685 偶然手にした本から、過去を探っていく話の構成。 既に終わった話を一般人の第三者が掘り返しているという作りは面白いかも。それによって、これまである人に抱いていたイメージが変わったり、謎の行動だと思っていたものに理由が見えてきたり。…

『裏切りのプログラム』

#1681 タイトルで盛り上げておいて、内容はめちゃくちゃ淡泊。 小説じゃなくてビジネス書を読んでいるような、1時間特番のミステリーのような。 なんでこんな印象を受けたのだろう、メインストーリーに関係ない話がほとんど出てこないからか。よく言えば無駄…

『二流小説家』

#1680 ジャンル的には推理小説だし、確かに犯罪を推理するという側面はある。でも、あまりそこがメインではないように感じた不思議な小説。 構成も独特で、小説家である主人公が読者に語り掛ける形式に加え、途中でその著者の作品の一部が挿入される。読者に…

『開錠師』

#1675 何かがきっかけとなってしゃべれなくなった主人公の人生振り返り。 しゃべれなくなった後のストーリーだけで特に違和感なく読めるので、はたして言葉を失った理由の説明は必要なのだろうか、と思っていたけど、後半で理由が明かされて納得。 毎度の開…

『その女アレックス』

#1673 すごい小説だった。ちょっと読むつもりが止められず、睡眠時間削って一気に読んでしまった。 よくある犯罪捜査モノの話かと思いきや、想定外の結末。シリーズものでこれやって良いのか。 展開がすごいということだけは事前に聞いていたので、伏線っぽ…